たまにしか書かない詩人のように 

詩のようなもの、これらの恥ずかしい日常に。  恐怖に目覚めたら嗤うがいい辛くなったら感性の目覚めを喜べ、羽を手に宿命の鍵を拭け

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水のふる里Ⅱ痕跡

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お願いの古里に出した一通の手紙が林檎箱にすてられ
墓のないマリアが我が子を探す(主に奪われたと嘆く壁
地から水が溢れて隔てるなにもかも見えなくなれば)
時を喰らう余裕が病んで浮き上がった棺桶に水を浸す手桶の取っ手が
梅雨空から垂れ下がる

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水のふる里

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余計に降った雨
棄てられたビニール傘
壊れた水溜り
路上に映る
看板はローソン
破れた「ソ」を踏む
幼子
長靴
黄色
それは「ローン」だよ「ローソ」はもうないんだよ 
雨上がりに時代を語るなよ
夜明けとか 

ダダイスト新吉3

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投稿の紙切れを飛ばすと八ヶ岳の方向に飛んで行った
南の風が日本海を渡って大陸のシベリヤあたりまで行くと
もはやその意味は無かった事になるという
その所為なのか
北極まで飛んだという報告はだれもしない 

ダダイスト新吉2

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時計の針が 地表に突き刺さって 地球を回している
太陽が軸 というのではなくて
君の腕がそれだとして
君はどうするのかという
問いを
今、きいたばかり 

深夜書店

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深夜書店の客は疎らだ
「シェイクスピアの訳本はありませんか?」
「原書ならありますが」
「読めないので..」
「アナタは何故アリマセンカと訊いたのですか、アリマスカといえば有ったかもしれませんのに」
「有るんですか」
「有りません」
「・・・」
「ところで、見慣れない顔ですが何処から来たのですか?」
「地下鉄を下って歌舞伎町から」
「それは、遠い新宿ですね」
「上りはいつ出るんですか」
「下りは何時も乗れるけど、上りは何時出るか分かりませんよ近頃、一回事故があると一日止るので、もう随分先まで動きません、あなたの分で一日増えましたし」

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