たまにしか書かない詩人のように 

詩のようなもの、これらの恥ずかしい日常に。  恐怖に目覚めたら嗤うがいい辛くなったら感性の目覚めを喜べ、羽を手に宿命の鍵を拭け

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自灯明

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さああ、今日も夜がやって来ましたね。どうやって料理してやろうか、この衝立を。

そんなに丁寧に編む指で、ナゼあなたのクチはそんなにヨゴレて、イラつく赤い葉、揺れるキャンドル。

諦めていた甘い誘惑が蘇って、凍えた手に降る白い小さなとける飴。

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「巡」

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旦那とはしてるのですかたまにはと横浜線は夕の人ごみ 
なにもせず送る電車の途切れた会話吊革揺れて人は置物
改札で別れた後の薄暗く直列電灯人の流れは
これからと言える時間の午後六時二人は帰る別別の群れ
生き方も意見も違う唇は重ねるごとに人をもとめる

#楼 番外編

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勢い噴き出す水道の夢に出てこい白蛇よ冷えた背中に突き刺す刃

朝鳥の囀る声も極楽や熱帯雨林に水やりの時間

暗くして夢のつづきを味わうか さてはそもそも俺はだれだれ

目を腫らし瞑って押し込む指二本斜めに座るパソコンの前

我が胸の誰も通さぬ夏の朝太陽眩し冷たき涙

我が憂い売れたら目方の一匁そろそろさよなら詩人は眠る

幸運に成ると思えば蛇の衣(へびのきぬ)田もつくらぬ歌もつくらぬ

ちぎった折り紙が二千枚切った折り紙が三千枚丸めた折り紙が四千枚
 折ってもらえなかった折り紙が人になった

一艘の夢と思えば

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藪から突き出た百合鉄砲 数の多さとその白さ冬の頃から人の住まわぬ

夜更になったら向こう岸に行くと 誰を乗せるか月見の小舟

風もなく浮かんで消える三日月の黒い川面に波立つ音は

其処にいる此処にいるのは其処にいる私ひとりの向こう岸

デモの自由叫びつつ血に染まりし赤旗は漸く民と交じりけるかな

搾取に抗う共産も資本の波の藻屑かな天の一言民を泣かすな

折れた旗竿拾って捨てたお茶の水だよ聖橋から

沈めし我がブログと共に韃靼を渡る蝶の如 捕えし幼女運ぶ一艘の夢と思えば

煙草の煙吐き出す向きを変えた扇風機の夕暮と成りましたよ

エロのうた人暗がりにいてテロのうた人暗がりにいて明るく歌うパソコの思ひ出 

蓋をされた鍋底の鼻血も乾く残暑にて甲府盆地よ夜風もたまには

詩人ごときが口出しするなと噂の政人様(せいじか)よ 古来よりこの国の政(まつりごと)は詩人がしてたと言霊しい言葉にて黙れ無礼者

コンテナ繋がれし洗濯物を翻し ずらかるサーカス団夏の終わりに

右手は冗談を言ってるし左手はふざけてる もう良いんだよその事は君に任せようかと

筆致俳句のしぐぐるお

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朝はれてやがてみだるる白櫻忌

さくらんぼ夢から覚めた朝寝坊

我が心巻くな簾のレジスタン

母の団扇に睡む遺品

ここはトトロの青田風

送り梅雨雷様は高木ブー

こんな日はカラメル摘んで冷し酒

烏賊釣りや沖に流れた一つ☆

梅雨空の横で侘びしい熱帯魚

本のむし紙魚(しみ)悍(おぞ)ましく生き写し

膝折れる路上日盛(ひざかり)虫の息

白鷺の飛べる夜明けのなんのその

もういない床にころがる月下美人

雲海や大師とならぶ穂高岳

雲海の底が知りたい人の世は

今日大暑暦の裏切りああ寒い

舞いあがる匂い懐かし天瓜粉(てんかふん)

夕焼けて忍ぶ想いが照り返す

荒川のぬめる素足の俄雨

八ヶ岳共産主義者と登山哉

炊飯の山小屋匂う雨やどり

いにしえの誰が置いたか立秋缶

線香の匂い残して藪虱(やぶしらみ)

藪虱払って戻る蛇の道よ

鬼灯(ほうずき)の丸めたくちのあかさたな

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パキンと折れて落ち葉の下枝枯れて



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一部を除いて HAYASHI Yoshio(@twryossy)師のツイッター【今日の季語】からヒントを得た句をまとめました。
6月下旬から8月上旬まで。


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